◆Old Players Choice


Tim Keefe(ティム・キーフ)

Tim Keefe(ティム・キーフ)




1857.1.1生まれ1933.4.23没
マサツューセッツ州ケンブリッジ出身
Timothy John Keefe
右投げ右打ち




19世紀を代表する名投手で大リーグの長い歴史の中でも
チェンジアップを武器とした最初の投手といわれている。

彼のは「アイスクリーム・ボール」と呼ばれたスローボールで、
ホームプレートに着く前に溶けてしまうような「超遅い」球のほかに
「ただの遅い球」もあり、これらを速球やカーブに混ぜて投げわけ、
打者を大いに混乱させ、いずれも見事なコントロールを誇っていた。

1880年、トロイ・トロージャンズでプロデビュー。

1年目に105イニングで防御率0.86をマークし、
初タイトル。

83年からは、アメリカン・アソシエーションの
ニューヨーク・メトロポリタンズに移り、68試合のすべてに完投、
41勝(2位)27敗、619イニングと359奪三振はリーグ1位。

85年からニューヨーク・ジャイアンツへ移籍。
86年は、42勝で最多勝のタイトル、88年は、19連勝を含む
35勝(12敗)、8完封、勝率.745、335奪三振、防御率1.74、
被打率.196の六冠王となった。

義兄弟のジョン・ウォードとプレーヤーズ・リーグの結成に関わり、
1990年は、そのプレヤーズ・リーグのニューヨーク・ジャイアンツで投げた。

91年は、ナショナル・リーグのジャイアンツへ戻り、シーズン途中で
フィラデルフィア・フィリーズへ移籍、93年まで投げて引退した。

83年から6年連続30勝をマークし、現在でも10位となる通算342勝、
奪三振は2564を記録した。

引退後は、大学のコーチなどをつとめ、1964年に殿堂入りを果たした。


<通算成績>
600試合 594先発 554完投 39完封 342勝225敗
5049.2回 2564奪三振 1233四球 防御率2.62

<タイトル>
最多勝2回(1886,88年) 最高勝率1回(1888年)
最優秀防御率3回(1880,85,88年) 最多奪三振2回(1883,88年)



メジャーリーグッズ!


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